ハイブリッド豊胸

シリコンバッグ豊胸手術の中のひとつ。コンポジット豊胸とも呼ぶ。豊胸手術を受ける人は痩せ型の人が多く、シリコンバッグをいかにうまく埋め込んでも、胸が自然にはなりません。

そこでシリコンバッグの周りに、自分の脂肪を注入することで自然な胸にしていきます。つまり、シリコンバッグ豊胸と脂肪注入豊胸のハイブリッド（混合）豊胸手術です。

メリット	・大胆なバストアップができる・１０年ぐらい豊胸効果が持続する・痩せ型で脂肪がなくてもできる・確実な成果があります
デメリット	・自然な胸に見えない場合がある・リップリングが起こりやすい・繊細なバストデザインができない・乳がん検査を断られることがある

大胆に、そして確実にバストアップすることができるのが、シリコンバッグ豊胸手術の最大のメリットです。

しかし、痩せ型の人、皮膚が薄い人はシリコンバッグの縁が目立ち、胸が自然に見えない欠点があります。

メリット	・自然な胸に見える・リップリングが起こりにくい・大胆なバストアップができる・１０年ぐらい豊胸効果が持続する・痩せ型で脂肪がなくてもできる・確実な成果があります
デメリット	・繊細なバストデザインができない・乳がん検査を断られることがある

ハイブリッド豊胸手術では、脂肪を周りに注入することで、痩せ型の人、皮膚が薄い人でもシリコンバッグの縁が目立たず、自然な胸にすることができます。

また、シリコンバッグ豊胸手術では、シリコンバッグが浮き上がっているのが分かるリップリングという現象が、注入した脂肪で安定するため、起こりにくくなるというメリットもあります。

Motiva	ヨーロッパCEマーク

シリコンバッグで最高峰の品質のものが「Motiva」です。欧州加盟国での安全基準をクリアしたCEマークがついています。シリコンバッグの中で、「Motiva」が一番感触が良く、耐久性があります。

シリコンバッグ豊胸手術をしたい人は、バストアップしたい人が多く、200～300ccぐらいの大きさのシリコンバッグを使用します。これぐらいの大きさでカップが２から３アップします。

バスト下、乳輪周り、わき下など目立たないところに、2mm程度切ります。その切り口から、大きなシリコンバッグ（インプラント）を入れていきます。大胸筋の下や上にシリコンを置きます。

シリコンバッグは、伸縮するので、ほんの小さい切り口からでも入れることが可能です。ケラーファンネルという器具を使うと、傷口への負担を抑えられ、シリコンバッグをスムーズに入れることができます。

ユーザー目線のある医師は、術中に鏡を見せてくれ、空気バルーンを疑似シリコンバッグに見立て、それでいいか、確認をとってくれます。

施術時間は１時間半ぐらいで終了します。

施術から１０年ほどすると、シリコンバッグの周辺にコラーゲンによる被膜拘縮が起こり、胸が硬くなってしまいます。その時は、シリコンバッグを交換する必要があります。